こんにちは、ぽてぽです。
今回は啓蒙思想についてわかりやすく解説します!
日本の今の政治の考え方とつながるところがあり、
公民と歴史のどちらでも重要な部分なのでぜひチェックしてみてください!
【こんなかたにおすすめ】
- 歴史が苦手な方
- 世界史の流れをおさらいしたい方
- 受験生の方
- 公民を勉強中の方
※記事中で国名を漢字で省略して書いているところがあります
「英」=イギリス 「仏」=フランス
[17~18世紀 英・仏]
けいもうしそう(啓蒙思想)ってなに?
きちんとした(科学など)根拠に基づいて考えること
国民の声で政治を行う『民主主義』が広まる!
[背景]
☆科学が発展→『信仰・迷信を科学的に明らかにしていこう!』
【広めた3人】
①ロック
イギリスの思想家
☆基本的人権の尊重
人はみんな平等
みんな生命・自由・財産を持つ権利がある。
〈成り立ち〉
・「王の権力は神様から与えられたもの」
⇒王には絶対に服従しなければいけない!!(王権神授説)
↓
「それって本当?」「国民の声だって反映されるべきだよね?」
↓
・社会契約説が生まれる!
『社会は人々が作ったルール(契約)によって成り立っている』
=『自由な社会をつくろう!』
・抵抗権
政府が国民の権利を侵害→国民は抵抗してOK!
↓
・『統治二論』にまとめる(1690)
②モンテスキュー
フランスの思想家
☆三権分立
①法を作る権限(立法権)
②人を裁く権限(司法権)
③政治を行う権限(行政権)
⇒『一か所に集中せず、独立&暴走をおさえる仕組み』が必要!
=『法の精神』を書く(1748)
③ルソー
フランスの哲学者
☆人民主権
国の主権=国民にある!
☆公共の福祉
社会や国家は『社会の人々全員の意思』でつくられる
→みんな生まれながらにして平等であるべき!
↓
・『社会契約論』(1762)発表
〈ロックとルソーの違い〉
①ルールができたきっかけ
・ロック
まっさらな世界=戦争が絶えない(みんなもともと性格が悪い👿)
→戦争が起こるのを防ぐため
・ルソー
まっさらな世界=平和な社会(みんなもともと性格良い👼)
でも、社会が発展して差が生まれる→争う
→争いを収めるため
②抵抗権(人々が国家に抵抗する権利)を認めるか
・ロック 認める⭕
・ルソー 認めない✖️
学校に通っていなかった当時の人々にどうやって広まった??
- 新聞や本などの活版印刷術が発展して広まった!
- 『コーヒーハウス』(ロンドン)
人々が新聞や本を持ち寄って、情報交換・議論した場所
【まとめ】